当院には耳鳴りが鳴り初めて3ヶ月以上経っても症状が落ち着かないと言われる方が多く来院されます。

耳鼻咽喉科で薬を処方されても症状が変わらない方もいらっしゃいます。

このように長くかかったり、何をしても改善されない時は、耳鳴りの根本的な問題にアプローチできていない場合が多いです。

耳鳴りは耳だけの問題ではなく、耳以外の場所にも原因がある場合が非常に多いのです。

音を感知した時、耳の中の器官の誤作動により一時的に聞こえにくくなります。
するともっと音を大きくするために聴覚神経が過剰な反応してしまいます。

すると余計な音まで聞き取ろうと頑張りすぎてしまうため音が鳴っているように感じ、耳鳴りが起きるという仕組みになっています。

つまり、感覚が敏感になりすぎてしまうことでキーンとした音が鳴ったり、ゴーっと鳴ったり、静かなはずなのにいつまでも音が聞こえるといった症状が出るのです。

耳鳴りの原因は大きく分けて3つあります。

筋肉が過度に緊張してしまうと、血管を締め付けてしまい、硬いところの細胞や周辺の筋肉へ十分な酸素や栄養が供給されなくなります。

特に首・肩の筋肉は、耳への影響が大きく、耳の中への血流が遮られてしまい細胞が働かなくなってしまい、耳鳴りが起こってきます。

自律神経は、体の活動時や昼間に活発になる交感神経、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。
このバランスが乱れることで、耳鳴りを含め体の不調が起こってきます。

職場でのいざこざや、人間関係のトラブルなどからストレスが溜まってしまい自律神経が乱れてしまうというケースが一番多いです。

耳鳴りは自律神経の乱れからくるストレスと非常に関連が高いのです。

人間には、第一次呼吸メカニズムと第二次呼吸メカニズムの2つの呼吸の種類があります。

肺を使って息を吸って吐いて酸素と二酸化炭素を運搬する呼吸が第2次呼吸メカニズムになります。

もう1つ大切な呼吸が骨盤と仙骨の動きによる第1次呼吸メカニズムです。

骨盤と仙骨の動きで、脳から背骨に流れている栄養液（脳脊髄液）をポンプのように循環させて呼吸を形成しています。

どちらかの骨の動きが止まってしまうと、ポンプ作用が働かす栄養液が流れにくくなってしまいます。

その結果、耳鳴りや体の不調が起こります

当院では、耳鳴りを改善するために、根本的な問題はどこから来てるのか、問診や当院独自の検査方法で突き止めて、原因に対してしっかりとアプローチしていきます。

耳鳴りの原因である自律神経や脳脊髄液を背骨の歪みからアプローチしていきます。

背骨を優しく調整することによって、骨盤や内蔵が良い位置に戻り、体が整っていきます。

頭の周りや耳の周りをぐりぐり揉んだり無理矢理押さえつけたりすると、過敏になった体には逆効果になることがあります。

私たちは優しく調整することで体が効果を受け入れやすい状態を作り、体を本来の状態に戻していきます。

そうすることで耳鳴りは抑えられ、音が聞こえやすくなり、体自体が軽くなる感覚になります。

耳鳴りは不眠症や自律神経症状など、二次的な症状の原因にもなります。

もし何をしても変わらない耳鳴りに悩まされている方は、ぜひ一度ご相談ください。

私たちがあなたの笑顔のサポートをいたします。